COLUMN

「SNS広告は入試広報の“実験室”。ABテストで志望者の心をつかめ!」

2025.08.31更新

① その広告、本当に届いてますか?
入試広報の現場は、もはや「一方通行の情報発信」ではありません。SNS広告を活用すれば、志望者の反応をリアルタイムで測定し、言葉・ビジュアル・タイミングを最適化する“実験室”として機能します。「今年もパンフレットの表紙は青で」「去年と同じ動画を流しておこう」——そんな“前年踏襲”が、実は志望者との距離を広げているかもしれません。SNS広告は、若者との“対話”。その第一歩がABテストです。

② ABテストって何?学校広報にどう効く?
ABテストとは、広告の「A案」と「B案」を同時に出して、どちらがより効果的かを比較する方法。
例えば、
• タイトル「未来をつくる看護師へ」 vs 「高校生から始める医療の道」
• 画像:校舎の外観 vs 学生の笑顔
• CTA:「資料請求はこちら」 vs 「あなたの未来、ここから」
これらのパターンで、クリック率や滞在時間などのデータで、どちらが“刺さった”かを検証します。

③ なぜ学校こそABテストが必要なのか
若者の感性は毎年変わります。去年の“正解”が今年は“スルー”されることも。限られた予算だからこそ、効果の高いクリエイティブに絞る必要があります。「先生ウケ」より「高校生ウケ」を優先すべき場面があり、ABテストはその判断材料になりうるのです。

④ よくある“あるある”とABテストでの改善例
• あるある①:「校舎の写真を使えば安心感があるはず」→ 実は学生の表情の方が反応率が高い。
• あるある②:「文章は丁寧に長く」→ 実は短く、感情に訴える方がクリックされる。
• あるある③:「動画は3分以上でしっかり説明」→ 実は15秒の“感情カット”の方が再生完了率が高い。

⑤ 結論:ABテストは“志望者の声”を聞く手段
• SNS広告は、志望者との“会話”。ABテストはその“聞き耳”。
• 「伝えたいこと」ではなく「伝わること」を探す旅。
• 広報は“感覚”ではなく“検証”で進化する。

「このコピー、きっと響くはず」 「この写真、なんとなく良さそう」そんなカンに頼っていた広報が、データに裏打ちされた確信へと進化する瞬間。それが、ABテストの力です。SNS広告やWebバナー、LPの見出しなど、広報の現場では日々「選択」が求められます。どの言葉が刺さるのか?どの色が反応を引き出すのか?その答えを、感覚ではなく数字で導き出します。ABテストは、広報のカンを確信に変える魔法となります。

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