COLUMN
1「オープンキャンパスをやっているのに人が来ない」その原因とは?
2026.01.23更新
「告知はしているのに、参加者が増えない」
「SNSも更新しているし、広告も少し出している」
それでもオープンキャンパスの集客に悩む学校は少なくありません。
実はこの悩み、内容の良し悪し以前に“集客設計”が整理されていないケースがほとんどです。
オープンキャンパスは、単発イベントではなく「進路検討のプロセスの一部」。
その視点で見直すだけで、参加率は大きく変わります。
2. 失敗しがちなオープンキャンパス集客の例
まず、よくある失敗例を整理してみましょう。
- 日程・時間・内容だけを告知している
- 「来てください」型の一方通行な発信
- 高校生向けと保護者向けの情報が混ざっている
- 参加後のフォローがほぼ無い
これでは、高校生にとって
「他校と何が違うのか」「参加する意味は何か」が伝わりません。
3. 集客ポイント①「誰のためのオープンキャンパスか」を明確にする
最初にやるべきは、ターゲットの明確化です。
- 高校3年生向けか
- 高校1・2年生向けか
- 保護者同伴を想定しているか
例えば高校1・2年生であれば、
「進路を決める」よりも
「雰囲気を知る」「将来をイメージする」ことが目的です。
この違いを整理せずに発信すると、
どの層にも刺さらない情報になってしまいます。
4. 集客ポイント②「参加すると何が得られるか」を言語化する
「体験授業あり」「個別相談あり」
これだけでは弱いです。
重要なのは、
参加後にどうなれるかを伝えること。
例:
- 「入学後の1日が具体的にイメージできる」
- 「自分に向いている分野がはっきりする」
- 「保護者が不安に思っている点を解消できる」
この一文があるだけで、参加率は大きく変わります。
5. 集客ポイント③ WEB・SNS・LINEを“役割分担”させる
多くの学校で見られるのが、
「全部SNSで何とかしよう」としてしまうケースです。
おすすめの役割分担は以下です。
- WEBサイト:情報の母艦(詳細・安心材料)
- SNS:興味づけ・雰囲気づくり
- LINE公式アカウント:申込み・リマインド・フォロー
特にLINEは、
オープンキャンパス前日のリマインド配信や
参加後のお礼メッセージに非常に効果的です。
6. 集客ポイント④ 参加後フォローで「次の一歩」を用意する
参加して終わり、になっていませんか?
- お礼メッセージ
- 次回イベントの案内
- 学科紹介動画
- 在校生インタビュー記事
これらを参加後1週間以内に届けることで、
資料請求・再来校につながりやすくなります。
7. 集客ポイント⑤ 「数字」で振り返る仕組みをつくる
感覚だけの判断は危険です。
最低限、以下は把握しましょう。
- どこから申込みが来たか
- 参加率(申込み→実参加)
- 参加後の資料請求率
この数字が分かるだけで、
次回の改善点が明確になります。
8. まとめ:オープンキャンパスは“設計”で結果が変わる
オープンキャンパス集客は、
「回数」や「告知量」ではなく、設計が重要です。
- 誰に向けて
- 何を伝え
- どう次につなげるか
この3点を整理するだけで、
同じ内容でも成果は大きく変わります。
学校広報の業務は多岐にわたりますが、
一度仕組みを整えれば、毎年活かせる資産になります。

